こんにちは。
今日も生きたお金の使い方を考えていきましょう!
今回のテーマは仕事本です。

専門書

『仕事本』とは私が勝手に言葉を合わせただけですが、要するに仕事に関するスキルを高めるためのものです。

何かしらの仕事をしている人であれば、必ずその仕事に関連する本があります。

どんな仕事でもです。

例えば営業の方であれば、コミュニケーションやビジネスマナー関連など、IT関係の方であればネットワークやプログラミングなどです。


なぜ仕事本を読むのか
ほとんどの仕事というのは、教科書が存在しないまたは教科書通りにはいかないものですから、やはり経験を積み重ねる事が1番の成長につながります。

しかし、ベースとなる知識や自分だけの経験では補えない部分が必ずあります

とても極端な例を挙げますと、誰が読んでも分かるくらい素晴らしいマニュアルが用意されていても、それが英語で書かれていたらどうでしょうか?

そのマニュアルを読むにはまずベースとなる英語の知識が必要となるのです。

ここまで極端なケースはあまりないですが、各分野で最低限押さえておきたい知識というものが必ずあり、それを手軽にかつ効率よく出来るのが本なのです。

また、社会人は学生と違い、“教えてもらえる事”が極端に少なくなりますので、自分で勉強する事が基本になります。

最近では何を調べるにもパソコンやスマホを使ってすぐに検索できるため大変便利になりましたが、情報の信頼性から考えるとやはり本に勝るものはありません。
(インターネットの情報でも信頼出来るものはありますが、それを見極めるのは大変です)


アウトプット
本というのは値段も大体が1,500円前後ですし、出版に際しては何度も推敲し、各単元から全体の構成を考えますから、分かりやすいものになっています。

ところが、この分かりやすいというのが曲者で、読んだだけで何となく理解できた気になってしまい、あたかも知識が身に付いたと錯覚してしまうのです。

つまり、1回読んで「なるほど!」と思ってそれで終わりにしてしまっては、知識が定着しないということです。

この点に関しては、複数回読むという事ももちろん大事ですが、それ以上にアウトプットによって知識がぐっと定着しやすくなります。

例えば、重要な部分を手帳にメモしておき、タイミングを見て実行したり、同僚と勉強会を開いて話をしたり、ものによっては仕事場に持って行ってリファレンス的に使ったりも出来るでしょう。


本の先にあるもの
仕事本を数冊読んでみて、ある程度本の内容が仕事に活かせてきたなと思ったら、次のステップとして関連の資格を取得するという事も出来ます。

今回は資格の取得については掘り下げませんが、今の世の中資格を持ってるだけでは意味がないとは言えど、持っているに越した事はありません。

取得した資格はすぐに使う機会がなくても、長い人生の中で必ず活きてきますから、無駄にはなりません。

少なくとも試験に合格したという自信は得られます。


このように、仕事本というのは読むだけではなく、それを仕事に活かす事で初めて、かけたお金と時間が意味をなします

ですから、本を選ぶ際も単に仕事に関係していそうかではなく、アウトプットや行動に移せそうかという視点で見ると良いかもしれません。

よろしくお願いします。

合わせて読みたい記事